私はラジオを良く聞く。最近のテレビが面白くないからだ。元々は、ラジオよりテレビの方が好きである。和歌山に住んでいると、お隣の徳島県の放送局である「四国放送」の電波が鮮明に届く。そのため、「四国放送」を聞く事が多い。先日、「四国放送ラジオ」の番組を偶然聞いていたら、番組の司会者がリスナーのお便りを読み上げていて、衝撃な内容であったので、思わずうとうとしていたのであるが、飛び起きた。その内容は、「３０歳年下の彼女に告白された。今日ОＫと言う」と言うものであった。司会者も絶句していた。その後、この番組を聞いていないので、どのようになったかは分からない。この投稿をしたのは、「アセットマネージャー」という「四国放送のヘビーリスナー」だ。「四国放送」を聞いていると、頻繁に「アセットマネージャー」と言う名前を聞く。私は、「ラジオ」が好きであるが、「ラジオネーム」を作って、わざわざ番組に「メール」を送ることは絶対しないと決めている。「ヘビーリスナー」と言って、「各ラジオ番組」に投稿することを趣味としている人たちが存在する。「東京の人気ラジオ番組」では、そうしたことが結構盛んであるが、地方の「ラジオ局」でも同じだ。むしろ、地方のラジオ局の方が、「人数が少ない」ために、「ラジオネーム」が番組内で呼ばれる事が多い。そうした人たちは、「ラジオの司会者」に「自分の存在」を認めもらいたいというのだろう。何か、悲しい「承認欲求」のように私には思えてならない。「四国放送」の「ヘビーリスナー」であり、この「３０歳年下の女の子に告白された」と投稿したのが、「アセットマネージャー」と言うのだが。私は、この人物が初めて「ラジオ」に「電話出演」した時の声を聞いた。これもまた偶然であるが。「アセットマネージャー」と言う名前の通り、「株式投資」のようなことをして暮らしているとこの人物は「自己紹介」していた。物凄く、「浮世離れ」した感じで、ずれているのである。おそらく、「家が大金持ちか財産家」ではないだろうか。この「アセットマネージャー」は、絶対に「女にモテる」とは思えないのだ。「３０歳年下の女の子に告白された」などと誰もが分かる「嘘」を「ラジオ」に投稿する。腹が立つより、情けない気分にさせられた。
