孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

タモリ 「髪切った?」とは実際は頻繁に言っていなかった コージー富田が使い始めた これを「セクハラ」などと言うおかしい社会 タモリ自身面白くないが 会話の潤滑油になる「名台詞」だと思う

ブラタモリ」が終了することが話題になっている。私はこの番組を一度も最後まで見たことがない。そもそもタモリの「トーク」が全く面白くないからだ。「ブラタモリ」のどこか面白く、視聴率が取れたのか不思議でならない。大学入試の「共通テスト」にブラタモリで取り上げた話題が出題されたという。要するに、タモリは知性があり過ぎて、私が好む「毒のある笑い」とはおよそ無縁であるのだ。ただ、「笑っていいとも」は子供の頃に見ていた。学校が早く終わって、塾に行き間の昼ご飯を食べながら、見ていた記憶がある。「笑っていいとも」は、テレホンショッキングで大物芸能人が次から次と日替わりに出演するのが面白かった。「笑っていいとも」においてタモリが喋る「髪切った?」という言葉がある。これはタモリの物まねをするコージー富田が使い始めたもので、実際にタモリは頻繁に使っていなかったという。「髪切った?」は女性に向けて言うと「セクハラ」に該当するのではないかと言う声がある。とんでもない考えである。むしろ「女性のちょっとした変化」に気付き、指摘することは、「やさしい心遣い」ではないだろうか。おそらく、「どうでも良い男」「不細工な上司」から言われると腹が立つという女の「身勝手さ」に過ぎない。イケメンの上司あるいは同僚・部下が「髪切ったの?」と言えば、事情は違ってくるのだろう。タモリが長きにわたっトップに君臨してこられたのが私にとって不思議でならない。「タモリ論」と言う本まで出版されて、熱狂的なタモリファンがいるほどだ。タモリの個性が一番発揮しているのはやはり「タモリ倶楽部」だろう。関西では真夜中に放送されていて、あまり人気がなかった。「タモリ倶楽部」は関西人には共感しづらい部分があるように思えてならない。「空耳アワー」などは、知的な笑いであるが、生理的に受けいれ難い人も多いのではないだろうか。タモリを評価できるとすれば、スキャンダルと無縁であることだ。それだけタモリは真面目な人なのだろう。芸能の世界において、真面目さが仇になることもある。逆に松本人志のように、「不良性感度」が良からぬ方向に作用してしまうこともある。そのバランスが非常に難しい。