孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

特捜最前線の動画

特捜最前線の予告動画にはまっている。断片的にも役者陣の熱演が伝わり、画面にくぎ付けになる。特に大滝秀治さんの全身全霊を込めた演技は、素晴らしい。長い不遇時代の経験が、役柄に生かされていると言っても良いだろう。真偽定かではないが、東映という会社の人事経営が、質の高いテレビドラマを生み出す背景にあると耳にした。映画いわゆる本編に関われる人間は、ごくわずか。職人肌で体制に従順でないと、華やかな現場から放逐されてしまう。そういう人間たちが、結集して制作されたのが、この特捜最前線ではないだろうか。刑事ドラマでありながら、どこか反体制的な感じがするのも納得できる。今のテレビ業界でこれ程のクオリティの高いドラマを制作すことなど絶対不可能だろう。顔の良いジャニーズ事務所のタレントを起用した、中身のない軽薄なドラマには、いい加減辟易させられる。本格的な大人のドラマを制作するには、まず天才的なプロデューサーの存在が、欠かせない。