孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「紀州のドン・ファン」何故、和歌山県警の捜査の進捗状況を報道しないのか?

6月9日「紀州ドンファン」と呼ばれる和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さんを急性覚醒剤中毒で殺害したとして、殺人罪で起訴した、須藤早貴について、札幌市の知人男性から現金2980万円を詐取したとする、詐欺罪で追起訴した。あれだけ和歌山県警が、自信を持って逮捕したのに、別件で起訴するとういうのは、捜査が進展していないからではないだろうか。状況証拠を積み上げるのに、時間がかかるという、言い訳じみたことは、聞きたくない。そもそも、野崎幸助さんが亡くなってから、3年も過ぎた時点で逮捕するのは、遅すぎる。それにもかかわらず、メディアは、こぞって、和歌山県警を過大に評価した。和歌山県警と言えば、「カレー事件」で有名であるが、この事件の捜査手法にもかなり問題があると思う。林真須美という、強烈な個性の人間に注目しすぎて、事の本質を見逃してしまった。今回の事件も、被害者である野崎幸助さんの著作や、須藤早貴という、いかにも胡散臭い人間であったことから、事件が面白可笑しく消費されている。日刊ゲンダイやフライデーと言った週刊誌は、特に酷い。読者の目を引き付けるためだけの、くだらない話を垂れ流すとういう始末。昔は、週刊誌と言えども、それなりの問題意識を持って報道していたように思える。特に看過できないのは、「紀州ドン・ファンを刺した元暴力団幹部が自民党支部代表」という記事だ。この男は、「自由民主党自由同和会和歌山県支部」代表という肩書を持つ。所謂、同和団体の代表であり、自民党そして暴力団とも関係を持つ、ダーティーな存在である。2月には、新型コロナ対策の給付金100万円を騙し取って逮捕されている。調べてみると、過去にも逮捕歴があることが分かった。ややこしい案件なので、メディアは深く追及しないだろう。さすが二階俊博幹事のお膝元のことあって、和歌山は、警察、政治家、暴力団が癒着する体質が極めて高い。くだらない事を報道するより、もっとアンタッチャブルな領域にメスを入れるべきではないだろうか。