孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

和歌山県警の盗撮警察官の処分内容を公表するべき

7月28日に、「紀州ドン・ファン事件」の捜査で上京中の和歌山県警捜査1課巡査部長讃岐真生容疑者が、女性への暴行で逮捕された。その後の供述で、暴行だけではなく、女性を盗撮しようとして、トラブルになったことが分かった。この讃岐真生容疑者の犯行は極めて悪質なものである。一過性のネタとして、扱われてしまったことが非常に残念である。警察官の犯罪は、処分があまりにも軽い。酷い例では、不祥事を起こした警察官を、警察の関連会社に再就職させていたというケースが多々ある。民間会社で破廉恥な犯罪を犯した場合、社会的制裁を受けるのに対して、警察官が、犯罪を犯しても、処分が軽いとういうのは、あまりにも理不尽極まりない。作家であり、警察の内部事情に詳しい、宮崎学氏は、警察は、「正義」という代紋を掲げた、「暴力団」であるとおっしゃていたが、まさにその通りである。和歌山県警といえば、林真須美容疑者のカレー事件で有名だ。林眞須美容疑者が、犯人か否かを語ることは、ナンセンスであるが、その捜査手法に問題があったのは事実だと思う。林眞須美容疑者の自宅から検出された、ヒ素と事件現場の紙コップに付着していたヒ素を鑑定した、県警科学捜査研究所の主任研究員が、2012年に書類送検されている。この科学捜査研究所の主任研究員は、証拠品の鑑定を実施しないまま、鑑定結果の捏造を行っていた。過去に鑑定を行った同種の証拠品の鑑定を事件名などを書きかえて、使用するという手口である。このような警察官が、カレー事件の科学鑑定に関与していたことは、許されることではない。この科学捜査研究所の警察官には、2013年に和歌山地方裁判所で、懲役2年、執行猶予4年の判決が下されている。執行猶予4年という判決も、常識的に考えておかしい。この裁判長は、明らかに、警察寄りのヒラメ裁判官だと思う。今回、讃岐真生容疑者が逮捕されたのに、和歌山県警は、「誠に遺憾。警視庁の捜査結果を待って、厳正に対処する」というコメントのみ。何故、責任逃れするのか。誰も、この警察の対応に疑問を感じない社会に恐ろしさを感じる。一人でも多くの人が、「警察は、正義を行使する実行機関」という誤った認識を修正することを望むばかりだ。