孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

野田聖子の夫は、「暴力団員」と裁判所が認定する。

今年4月21日、東京地裁野田聖子元総相の夫である文信が、週間新潮を訴えた裁判の判決が言い渡された。文信氏が、反社会的勢力に属していたことを裁判所が認定した。「原告が指定暴力団会津小鉄会の昌山組に所属していた元暴力団であるとの事実の重要な部分は、真実であると認められる」という完全な、週刊新潮の勝訴である。個人的には、週刊新潮は、好きではないが、喜ばしい判決だと思う。デイリー新潮の記事によると、週刊新潮のライバル社の週刊文春も、同じように裁判を提起していたが、勝訴には至らなかった。勝敗を分かれたのは、週刊新潮の法廷での戦略にあったようである。東京地裁803法廷で、行われた、証人尋問で、昌山組の元組長と文信氏が、面識があるように、裁判官に印象づけることが功を奏した。政治家と暴力団は蜜月であるのは、周知の事実であるが、夫が、元暴力団員であるとなってくると、いささか様相は異なってくるのではないか。秘書や後援会の人間の責任にするわけにはいかず、野田聖子の政治家としての資質が問われる。野田聖子の私生活のパフォーマンスがどうも生理的に受け付けない所があった。まず、前の夫の鶴保庸介議員。この鶴保庸介も、問題の多い政治家である。違法パーティー券販売問題。自身の度重なる、速度違反。大阪府警の警察官が沖縄の人に対して、土人・シナ人発言をしたことを擁護する態度を示したこと。そして、コロナの自粛期間中に、秘書たちが、飲食店やカラオケ店で会食していたこと。おそらく、叩けばまだまだ埃が出てくるに違いないだろう。そして、不妊治療を受けて卵子提供を受けて体外受精で妊娠する。生まれてきた子供が難病で、共に生きているという美談をまき散らす。医療的ケア児を抱えた母親の代表であるかのように、印象付ける。普通の家庭で、医療的ケア児を抱えなけらばならないと、もっと苦労が多いと思う。国会議員であれば、そのような苦労を知らずに、人頼みではないだろうか。野田聖子に一撃を与えた報道は、素晴らしいものである。今回の裁判について、元上智大学教授の田島泰彦氏は、次のように指摘している、「週刊誌が取材先から訴えられ、敗訴したときは、ニュース価値を認めて報じるのに、勝訴したときは報じないのは問題だと」。まったくその通りだと思う。名誉棄損を恐れて、スキャンダラスな内容の記事が自粛されていく時代にある。そういった意味では、東京地裁の判決は、非常に貴重のものだと思う。