孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

結婚したくてもできない 340万人の「男余り」の残酷

独身研究家の荒川和久氏が、興味深い報告をしている。独自の統計分析から、「日本全国の未婚女性がすべて結婚したとしても340万人の未婚男性に相手がいない」という独自の持論を展開されている。厳密な計算によるものか、疑わしい面もあるが、恋愛市場において、いかに、男性が苦戦を強いられているか分かる。生涯未婚率を押し上げたのは、1980年代に20代であった世代であると、荒川氏は指摘するが、まったく同意する。所謂バブル世代以降、男性が生きづらくなり始めた。この世代は、消費文化の影響を受けて、恋愛や結婚も、遊び感覚でするようになった。女たちは、顔の良い男を所有することに、優越意識を持ち、この風潮が現代にまで至っている。ますます、そういった風潮が強くなり、恋愛資本主義に押しつぶされてしまう、男性が著しく増加している。婚活やオンライン婚活あるいは、行政が主催する、お見合いでも、選ばれる男性は、最初から決まっている。どれほど、年収が高く、一部上場企業に勤務していて、性格も申し分がなくても、選ばれない男性がいる。原因は、「ただ、顔が不細工である」という一点に尽きる。恋愛や結婚において、女が選択肢とするのは、「顔」が全てといっても過言ではないだろう。よく、優しい人というのは、建前であって、そういった発言をしている女の彼氏を見ると、イケメンであると断言できる。小田急線で、乗客の女性を刺殺した、対馬悠介被告の供述によって、「フェミサイド」という言葉を使い、正義を振りかざす、フェミニストたちの行動には辟易させられる。フェミニストが、「男性の顔を商品化」して、「非モテ」を量産している、張本人であることに、まったく気づいていない。それどころか、「非モテ」が「犯罪者予備軍」であるかの妄想を世間に流布しているのは、絶対許されることではない。対馬悠介容疑者のような凶行に及ぶのは、特殊なケースであって、「モテない」というルサンチマンを抱えている、「非モテ」が、犯罪を犯すことは絶対にありえない。フェミニストは、日本の通り魔事件や心理学を勉強し直せと言いたい。事件とは、関係なく、男性が生きづらい社会であることをもっと検討するべきだと思う。