孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

ジャニーズJrの「桶ダンス」に抗議する女たちの身勝手さ ジャニーズ事務所は芸能界の宿痾

先月末より、ジャニーズJrの「HiHi JeTs」と「美少年」が、主演する舞台「少年たち君にこの歌を」の「桶ダンス」と呼ばれる演出について、「性的搾取ではないか」との批判が相次いでいる。「桶ダンス」は、未成年を含んだメンバーたちが、パンツのみを身につけ、一見全裸に見えるような姿で、下腹部を桶で覆いながら踊るもので、Twitter上では、「#桶ダンスやめてください」と付けたツイートが多く投稿されている。また、ジャニーズ事務所および滝沢秀明社長に対して、「ジャニーズ事務所は桶ダンスを廃止して、未成年の保護に取り組んでください」との署名に3800人以上が賛同している。個人的な実感では、この程度の露出であれば問題ないと思う。むしろ、こうした、正義面をしている、ジャニーズファンの女たちの身勝手さに辟易される。彼女らは、自分たちが、ジャニーズの美少年を商品として鑑賞していることに、まったく無自覚である。いわば、男たちが、グラビアアイドルに、全裸よりも、見えるか見えない、ギリギリの状態を望む心理とまったく同じではないだろうか。男は、そうした、下世話な欲望に正直なのに比べて、このジャニーズファンの女たちは、本音を隠し、それどころか、「性的搾取で未成年の保護」と嘘くさい正義を大合唱する。近頃、こういった自己本位な女が増えているような気がしてならない。この「桶ダンス」は、1969年に、ジャニー喜多川が始めたらしい。少年たちに「ホモセクハラ」を繰り返していた、ジャニー喜多川らしい発想である。ジャニー喜多川メリー喜多川と、「ジャニーズ事務所」を支配していた権力者が次々と亡くなったが、いまだ、「ジャニーズ事務所」は、芸能界において権力の地位を保持している。その最たる例が、櫻井翔相葉雅紀の結婚である。各テレビ局が、2人の結婚を大々的に取り上げた。まるで、国民的に、祝福するべき、結婚であるかのように。テレビ局は、「ジャニーズ事務所」のご機嫌を損ねてはならないのだろう。次から次に、無個性な、ジャニーズタレントが生まれるが、彼らの中で、演技力のある役者に育つ人間がいるだろうか。木村拓哉が、評価されているが、私個人の感想として、「キムタク」は、演技が下手である。「カリスマ性」があるではないかという反論が返ってくるだろうが、役者に求められるのまず演技力である。「キムタク」から脱皮して、大人の役者になれば、評価したいが、土台無理な話である。実力のある役者さんより、芸能事務所の力関係で、ジャニーズタレントが優遇される仕組みが、一掃されることを望むばかりだ。