孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

ガールズバー ぼったくりの被害者なのに、警察に逮捕された男性に無罪判決

ガールズバーで飲食したのに、料金5千円を故意に払わなかったとして、詐欺罪に問われた男性に対して、東京地裁が無罪判決を言い渡した。渡辺一昭裁判官は、店側の伝票に、「明らかに虚偽が含まれる」とし、実際に被告人が、支払うべき料金は、2400円と認定した。判決によると、男性は、昨年6月都内のガールズバーで飲食し、高額の代金を支払わずにいると、店長に交番に連れて行かれて、その日に逮捕された。判決は、店の料金形態や伝票の記載内容、従業員の証言を検討し、被告人が、接客を受けたのは、「2時間45分」と指摘。これに、4時間の延長料金や3時間半の女性スタッフ指名料が、上乗せされ、伝票には、「客観的事実に反して、虚偽がある」と判断した。この裁判官は、緻密に事実認定をし、無罪判決と下したことは評価されるべきだと思う。やる気のない裁判官が、この事件を担当していたら、とんでもないことになっていたのではないだろうか。延長料金や女性スッタフ指名料を上乗せする手口は、「ぼったくりバー」そのものである。何やかんや言いがかりをつけ、無理矢理お金を払わす、「ガールズバー」が多い。「ガールズバー」は、一般的に暴力団とあまり関係がないと言われている。しかし、少なからず、何らかの反社会的勢力と密接な関係がある。そのため、たいていの客は、泣きね入りして、お金を払ってしまう。今回の事件のように、店長が、交番に連れて行き、逮捕までされるのは、極めて稀なケースである。警察の対応が、おかしい。店長の言い分を鵜呑みにして、詐欺罪で逮捕するというのは、やり過ぎだ。普通の感覚を持っていれば、世間でよくある「ガールズバーでのトラブル」として、事件を処理したはずである。無罪判決が下されたことは、良かったが、背後の事情を明らかにして、この「ガールズバー」及び、警察に連行して、陥れようとした店長の名前を公表し、厳しい刑に処すべきであると思う。また、警察の捜査が適正であったかを検証しないと、何の落ち度もない人間が詐欺罪で逮捕されたことは、公正に欠く。2009年に、お笑いの、メッセンジャー、黒田保が、「ガールズバー」の店長に暴行して逮捕された。黒田の行いは、褒められたものではないが、店側に問題があったことは間違いないだろう。「ぼったくりバー」に対して警察は、消極的である。ならば、悪質な業者を規制する法律によって、泣き寝入りする人を生み出さないようにするべきだと思う。