孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

れいわ新選組 大石あきこ氏 維新の会を批判する姿勢は評価されるべき

れいわ新選組の大石晃子衆議院議員が、NHK日曜討論大阪府政の現状を鋭く追及したことが、ネット上で話題になっている。大半の声が、大石晃子氏の行為を否定するものであるが、私はそうは思わない。維新の会の勢いがとどまることを知らない現状で、誰かが、批判の声を上げるべきである。感染力が強いオミクロン株の市中感染防止策について、保健所で、疫学調査できる職員を大幅に増やさないといけないと強調。大阪に至っては、「保健所の職員は過労死レベルの残業が、1年も続いている」と問題視した。府関係職員労組が、3日に公表した調査によると、「新型コロナ第5波」で対策を担当した、職員の15%超が、過労死ラインを超える月100時間以上の時間外労働をしていた。同労組は、「大阪労働局に、私たちを使い捨てにしないでください」と要請を行った。この事実を掲げた、大石晃子議員が、「なのに、吉村知事が持ち上げられているのは、異常だ」と指摘した。それに対して、足立康史衆議院議員は、「大変、印象操作が強い」「吉村知事が、説明責任を果たしているので、ここでは、これ以上とさせていただく」とタジタジだった。大石晃子氏が、論破したように、維新の会が嫌いなメディアは書いている。しかし、論破というより、維新の会を挑発するような感じがあり、大石晃子氏が非難される原因になったのではないだろうか。大石晃子氏は、大阪府職員時代に橋下徹に、歯向かったことで有名で、単なる私怨を持ち込むなという見解も多い。しかし、橋下徹の功罪が断罪されないことは、あまりに理不尽である。公務員を、既得権益を持った仮想敵に見做し、自己責任論を流布する、維新の会の政治手法は、絶対許す訳にはいかない。先日、松井一郎が、日本維新の会の議員30人と2時間半以上にわたる会食をしていたことが報道された。この問題に対して、橋下徹は、苦言を呈したが、これは、苦言にもなっていない。橋下徹のレトリックの巧みさは、ある意味天才的なものだと思う。こうした人間をテレビに使い続けるから、維新の会が跋扈するのではないだろうか。大石晃子氏の今後、どのように維新の会と対峙するか期待するばかりだ。