孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

沖縄県警 少年の右目を失明させた事件 やっと30歳の警察官が「故意」に警棒を振るったことを認める まさに「嘘つきは警察官の始まり」である

今年1月バイクで走行中の男子高校生に右眼眼球破裂などの重傷を負わせて、失明させたとして、30歳の沖縄署の男性警察官30歳が、特別公務員陵虐致傷罪容疑で那覇地検書類送検された。この事件に関しては、1月27日の夜から28日の早朝にかけて、300人に及ぶ若者たちが、沖縄署に集まり、投石をするなどの騒動が発生した。その原因は、SNSで、「高校生が、警察官に警棒で殴られた」という情報が拡散されたからだ。沖縄署は、当初「路上で、暴走行為を取り締まっていた警察官が、バイクを運転中の少年に職務質問をしようと制止を呼びかけた際に、少年と接触して、ケガをした」と発表した。しかし、少年は、「警察官から、いきなり棒のようなもので殴られた」と主張した。両者の主張は、今回警察官が書類送検されるまで食い違った。3か月後に、沖縄県警捜査1課は、警察官が使用した「警棒」から少年の「DNA」が検出されたと発表した。しかし、この時点でも、まだ、警察官が、故意に警棒で少年を殴った事実を認めていない。私は、この事件が起きた時に許せなかったのは、Twitter上で、沖縄署に集まり、石を投げた少年たちを不逞の輩のように書き込む馬鹿があまりにも多かったことだ。また、「高校生が、警棒で殴られた」という情報が、「デマ」であるかのような書き込みも散見された。この情報は、「デマ」ではないことががすぐに判明する。少年たちは、「やんちゃ」な所もあるが、仲間が「警察官」から酷い仕打ちを受けたことに義憤を感じ、沖縄署に集まり、石を投げたのであろう。他人の事など無関心なイマドキの若者とは違い、この少年たちの「正義感」に私は、感動した。この事件について、メディアは、全く報道しなかった。少年側の主張と、警察側の主張が、食い違っていたが、常識的に考えれば、警察側の主張の不自然さは明白であった。それにも関わらず、警察の正式な発表がない限り、「真実」を調べようとしない。警察の犬に成り下がった、メディアの醜悪な姿以外の何物でもないだろう。Twitterで、「警察組織」を擁護する馬鹿にはあきれ果てて物も言えない。警棒で殴られた少年は、失明までして、その苦しみは測り知れない。どこまでも「真実」を隠蔽し続けた今回の事件は、「嘘つきは警察官の始まり」という言葉を象徴するものだ。