孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

宮台真司氏 襲撃した犯人は「エホバの証人」の集会所で自殺した 私の家に勧誘に来て「人生の道」を説く「エホバの証人」の女性の2組に違和感を感じてならない

宮台真司氏を襲撃した倉光実容疑者が、自殺した場所は、「エホバの証人」の集会所であることが報道された。「エホバの証人」に問い合わせると、「倉光光容疑者の母が現在も信者であるとしたうえで、宗教活動の拠点ではないが、伝道活動に参加するために利用していた。」「倉光実さんは、一際関係ない」と回答したという。今のところ分かっているのは、これだけの事である。倉光実容疑者が、エホバの証人と関係がないというのは信じられない。倉光実容疑者は、41歳で私と同じ歳である。20年間ひきこもり、別宅を与えられて裕福な生活をしていて、当初は、「ひきこもり」が犯罪を犯したという紋切型の報道がなされた。そもそも、私は、ひきこもりが、「犯罪予備軍」であるとは全く思っていない。ひきこもりが、家庭内暴力を振るっているという話を良く耳にする。統計的にもかなりの割合で、家庭内暴力の事実が裏付けられている。私個人の見解として、「ひきこもり」は家庭外の第三者に対して何らかの危害を加えるとは到底思えないのだ。特に、「高齢化したひきこもり」は、すでに「セルフネグレクト状態」にあって、突発的な暴力に駆り立てられるほどのエネルギーのようなものがすでに枯渇しているのではないだろうか。「エホバの証人」について私自身が感じていることがある。私の家に月に1回程度に、若い女性と高齢の女性の2組の「エホバの証人」の信者が勧誘に来る。若い女性の方は、紙にぎっしりと、何かを書き込んで、持ってくる。その中身は、信仰によって、「人生が救われる」という趣旨の内容である。私は、腹が立ってその紙を毎回破り捨てる。ただ、この女性が、浮世離れしたほどに、真面目なのである。私は、「エホバの証人」に入会すれば、「私の悲惨な人生が救われるとおもっているのか、馬鹿野郎!」と叫んでやりたいが、その二人の真面目な態度を見て我慢している。私自身も、「スピリチュアル」や「霊的」なことに非常に関心がある。拝み屋さんや占い師といった存在に振り回されているからだ。もし、彼女たちと問答をすれば、私自身が、「エホバの証人」に必要以上に勧誘されるだろう。宮台真司氏を襲撃した倉光実容疑者が、「エホバの証人」の信者であったなら、どうして愚行を犯し、自殺という結末を向かえざるを得なかったのだろうか。倉光実容疑者が死んだ今、その胸中を知ることができないのが残念である。ただ一つ言えるのは、宗教によって、人生は救われないということではないだろうか。