孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

天皇陛下63歳の誕生日 皇室を好意的にみる人が激増 何時からこの国は「極右化」したのか? かつては戦争で壮絶な体験をして「皇室」に嫌悪感を抱くまともな人がいたはずなのに

23日は、天皇陛下に誕生日であった。近頃は、全てのメディアが、皇室を礼賛する報道する様には目に余るものがある。取り分け、特徴的なのは、秋篠宮家には、否定的な報道をするが、愛子様に対しては、好意的な報道をするという特徴がある。昨年の眞子さまと小室圭さんの結婚に対して一部の一般人の率直な意見を、誹謗中傷などと、全く的外れなことを、リベラルを掲げる新聞社までもが報道した。そもそも、まともな見識を持った人であれば、眞子さまと小室圭さんの結婚は、日本国民を馬鹿にしたものであると考えるはずである。小室圭さんの母親の小室佳代さんの「金銭問題」と「反社会的集団」との関わりなどのすべて真相が究明されることなく、闇に葬り去られてしまった。小室佳代さんを刑事告訴した篠原常一郎氏のやり方に対して、私は、少し違うのではないかと思う。篠原常一郎氏が小室佳代さんを糾弾する姿勢は評価できる。さすが、元共産党員であると、拍手喝采を送りたくなる。小室圭さんも、NYの司法試験に受かったが、その内実についても、一時だ話題になっただけで忘れ去られてしまった。「5点足りなかった」などと言うのは、あまりにも不自然であり、また小室圭さんという人間自体母親の血を受け継いで極めて「胡散臭い人間である」ことは誰の目にも明らかである。しかし、眞子さまが、「複雑性PTSD」という聞いたこともない「こころの病気」に罹患したのは、一部の国民の「誹謗・中傷」によって、精神的に追い詰められたなどとされた。「複雑性PTSD」などという病気が、果たして「私たち一般庶民」が、クリニックを診察すると、診断名として下されるだろうか。おそらく、絶対にあり得ないことである。せいぜい、「うつ病」「躁うつ病」「パニック障害」「強迫性障害」などと精神科医から言われ、「仕事を休めんで、薬を服用すれば治ります」などと適当にあしらわれるだけではないだろうか。眞子さまは、やはり「皇室特権」という恩恵を受けて、「私たち一般国民」とははるかに縁遠い世界に住まわれておられる。眞子さまと小室圭さんの結婚を祝福したのは、「保守」でなく、「リベラル」であったことに、私は今の日本の行く末が思いやられてならない。かつて、20歳前後で、学徒出陣をして、戦争で悲惨な体験をした「大正生まれ」の世代の人たちの中には、家族に戦争体験を一切話さずに、死んでいった人も少なからずいる。軍隊での壮絶な「リンチ」や上官の非人間性を目の当たりにした若者の「こころの傷」は筆舌に尽くし難いものだったと思う。ある作家は、「私なんか、皇室アルバムが流れると、チャンネルを直ぐに変えますよ」と座談会で語っておられた。「皇室アルバム」という番組によって、「修復されないこころの傷」に触れられることを避けた大正生まれの男たちの心情など、「皇室を礼賛する」現代の中途半端な人権意識を持った人たちには想像だにできないだろうと、私は思う。