ジャニー喜多川の「性被害」が、社会的に問題となっている。今度は、山下達郎が、ジャニー喜多川を持ち上げて非難され始めた。一方、ジャニーズ事務所を批判した音楽プロデューサーである松尾潔が支持されている。個人的に、私は、松尾潔が嫌いだ。松尾潔は、音楽の「センス」があるのは理解できる。しかし、彼が長年NHKラジオで音楽番組をやっているのだが、非常にきざで、ナルシストである。松尾潔は、どこか端正な顔立ちをしている。そのためか、「自分のことを恰好良いと思い込んでいる」のが見え見えなのだ。「ジャニーズ事務所」が、芸能界で隠然たる権力を握ってきたが、その権力もメディアの報道によって瓦解されようとしている。メディアというのは、卑怯なもので、「批判しても良い」というコンセンサスが得られれば、ようやく批判し始める。「ジャニー喜多川」の性加害を長年報道してきたのは、週刊文春。その他のメディアは、見て見ぬ振りをしてきた。それどころか、「ジャニタレ」を重宝した結果、「テレビの質」が低下した。「ジャニー喜多川の性加害」と「ジャニーズ事務所」の所業を黙認してきたメディアの功罪は大きい。今更、批判するのは、遅すぎる。「ジャニーズ事務所」と次に批判するべきは、芸能界の首領である周防郁雄だ。周防郁雄は、暴力団とも交際があることはあまりにも有名。「芸能事務所」の窓ガラスが、発砲されるほどだ。周防郁雄もジャニー喜多川と同じ「性癖」を持つ噂がある。芸能界は、そうした性癖を持つ人物が多いのはもぎれもない事実。最近のLGBTqの人権が過剰に擁護される風潮にあって、「あの男は、ホモだ」「両刀使いだ」などと批判できない。仮にそういう言葉で、批判すれば、「差別である」と問題視される。「言葉狩り」も甚だしい時代に突入した。周防郁雄が、藤原紀香と陣内智則の結婚に対して介入した問題を「紙の爆弾」という雑誌が書いた。しかし、「紙の爆弾」の出版元である「鹿砦社」という会社は、名誉棄損の民事訴訟で敗訴している。「鹿砦社」は、左翼系の出版社であり、かなり際どい記事を扱う。その「鹿砦社」が周防郁雄に敗北したとなれば、他の出版社も臆してしまうのは当然。背後の「暴力団」の存在をちらつかせ、恫喝まがいの事をして、「芸能界の首領」にまで這い上がった周防郁雄こそ害悪をもたらし、「放逐されるべき人間」だ。
