私の父方の出身は、有田郡湯浅町の山奥である。
父は、教師を定年後、わざわざ和歌山市内から「農業」をするために通っている。
私も時々手伝うことがある。
重い荷物を持つためだけのようなものだが。
先日も、「みかん取り」をした。
これがまた「ハード」なのである。
私は木の枝で目を突かないように、木の上に登って、みかんを取った。
おそらく、普通の体力の「イマドキ男子」であれば、1分で根をあげてしまうだろう。
私は、基本的に真面目なので、一生懸命にみかんを取った。
帰ってきたから、「夜のランニング」をした。
これほど「肉体労働」をしても、私は眠れない。
農業をおしゃれにしようとする「バカ」が「朝日新聞」などで紹介されている。
こいつらは、お百姓さんの「リアルな生活」を知らない。
田舎に農地があれば、「お金持ち」と思われるが、「不動産価格」は0に近い。
親が死ねば、私は「生活保護」しかないのであるが。
私は、何とか「生き残る道」を考えているところだ。
私は、「農業」が嫌いだ。それを言うと「御先祖様」に罰が当たると家族の者は言うだろう。
しかし、私が「大出世」することが「御先祖様」への最大の「供養」だと考えている。
私は重度の「不眠症」で「歯」もボロボロであるが、まだ人生を諦めていない。
絶対に勝つ。