孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

岡山県警 昇進試験の問題を部下の警察官に教える 「頑張って欲しかった」 交通部長 氏名を公表せよ 「ノンキャリア」は試験で「階級」が上がっていく「警察組織」の病理が如実に現れている事件だ!

 岡山県警の「昇任試験」の出題内容を事前に部下の警察官に漏らしたとして、国家公務員法違反などの疑いで県警本部の「交通部長」の50代の警視正が任意で事情を聴かれていることが捜査関係者の取材で判明した。交通部長は、容疑を認めたうえで、事情聴取では「部下に頑張って欲しかった」と供述している。「交通部長」と言うことは、ノンキャリアである。「ノンキャリア」で「警視正」にまで昇進するのは、各都道府県警察の中でもほんのごくわずかの数人である。大半の「ノンキャリア」は、警部どまりで定年を迎える。一方「東京大学」を卒業した「キャリア組」は、30歳前に「捜査2課長」などの「都道府県警の要職」に就いて、出世コースを歩んでいく。最近の「霞が関の官僚」では、「警察庁」に入庁することを望む者が多い。かつては、「警察庁」などよりも「旧大蔵省」などがはるかに人気があった。それだけに、「警察権力」が肥大しいるのだろう。「キャリア」は、捜査の「イロハ」も分からない、ただの「お飾り」でしかない。自分の子供のような「若造」が上司であることに不満も持つ者もいて当然だろう。そのような警察官の中には、はやばや「出世」を諦めて、「小遣い稼ぎ」をする「チンピラ警察官」の道をまっしぐらに進む者も出て来る。「暴力団」に「捜査情報」を漏洩したり、「風俗店でただで遊んだり」というふうに。しかし、「ノンキャリア」の中には、「昇進試験」を真面目に受けて、「出世」を望んでいる者も少なからず存在する。たかだか知れた程度にしか「出世」しないにもかかわらず、彼らは「捜査」よりも「昇進試験」にいそしむ。「警察の昇進試験」の問題の中に「不祥事をいかにうまく隠蔽するか」のような問題が出題される。そうした「マニュアル」を取得したものが、「警察組織」の中で重宝されるのだろう。テレビドラマの「靴を擦り減らして、聞き込む正義の警察官」はすべて「虚像」でしかない。今回の岡山県警の「昇進試験の漏洩事件」は、警察組織の病理が如実に現れている。