孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「キモイ」「ウザい」とサンドバックのように連打されても 「聞こえていない」「素知らぬ顔」をすることが「メンタル」を強くする一番の方法だと思う

心を病む人が多くなってきている。特に、教師が、うつ病や心の病で休職に追いやられること社会的に問題となっている。団塊の世代の退職によって、若手の教師を指導できなくなったこと。放課後のクラブ活動やするべきことが多いのにもかかわらず、残業代が支払われないことなど、教師の待遇面が悪いこと。様々な要因が挙げられる。しかし、一番の原因は、子供たちが、悪質になったからであると、私は思う。昔は、子供たちの特色は、非常にわかりやすいものであった。問題行動を起こすのは、絵に描いた「不良」や「ヤンキー」といった外面的に突っ張る子供たちだけで、教師たちも対応しやすかった。「不良」や「ヤンキー」は、根っこの部分では、純粋であり、家庭環境が恵まれていなかったりして、一時的に横道に逸れているということが多かった。しかし、最近の子供たちは、一見しておとなしいが、陰湿で質の悪いものになった。「不良」や「ヤンキー」といった子供は、いなくなった変わりに、「スクールカースト」のような階級によって、お互いを支配するようになった。大人顔負けの子供たちに毅然と向き合うには、大学卒業後直ぐに、教師になった若手にとっては、あまりにも荷が重いことである。最近の子供たちは、ジャブのように「キモイ」「ウザい」という汚い言葉を吐きかける。これは、社会の縮図でもあり、家庭において、親が、「キモイ」「ウザい」という言葉を日常的に使っているからである。街を歩けば、あちらこちらで、「キモイ」「ウザい」という言葉を若者だけでなく、良い歳をした大人までもが、吐いている。子供の世界のいじめでも、「キモイ」「ウザい」と言われて、実際に自殺した女の子がいた。それほどに、この「キモイ」「ウザい」という言葉は、人の心を傷つけるものであるということだ。まして、若手の教師が、子供たちから、「キモイ」「ウザい」と言われれば、精神的に病んで当然ではないだろうか。私が提案するのは、「キモイ」「ウザい」という言葉に対する免疫力をつけることである。「キモイ」「ウザい」と言われても、聞こえていない、素知らぬ顔をする。そうしたトレーニングは、教師だけではなく、現代を生きる私たちに必要なのではないだろうか。