愛知県警中署は、2700万円をだまし取ったとして、住所不定で、ソープ嬢の渡辺真衣容疑者を詐欺ほう助の疑いで再逮捕した。渡辺真衣容疑者は、「頂き女子」として「パパ活界」で有名であり、「りりちゃん」と呼ばれていた。今年5月に50歳の男性に「知人から借金をし、払わなければ、風俗店に体を売らなければならない」と噓を言い、現金2700万円をだましとった容疑。余罪があり、総額は1億以上と言われている。渡辺真衣容疑者は、「りりちゃん魔法完全攻略マニュアル」など数万円する「パパ活の指南書」を売りさばいて儲けていた。「パパ活」を中学生でもする時代に、こういう輩が出てくることは必然的であろう。それにしても、被害者の50歳の男は、渡辺真衣容疑者の「嘘」に気付かなかったのだろうか。おそらく、恋愛弱者男性であり、「女性が自分にやさしく接してくれること」などこの男の人生では初めての事であり、「嘘」と分っていても、渡辺真衣容疑者のためにお金を出した可能性が極めて高い。渡辺真衣容疑者が作成した「りりちゃんの魔法完全マニュアル」を購読して、実際に「パパ活」をしていた女子大生から足が付き今回の逮捕に至った。渡辺真衣容疑者は、SNS上で、「もうすぐ3億円頂くけど、貯金ゼロ」とつぶやいていた。捜査関係者によると、銀行口座には、1億6000万円以上の振り込みがあったという。渡辺真衣容疑者は、「パパ活」で荒稼ぎしたお金を、すべて「ホスト遊び」につぎ込んでいた。おそらく、「パパ活」のもならず、「風俗嬢」なども、「ホスト遊び」の借金あるいは、「ホスト遊び」のために働いていると言っても過言ではない。「パパ活のマニュアル本」を売るというのは、渡辺真衣容疑者ひとりの考えではなくて、誰かが、「入れ知恵」させたに違いない。「パパ活」をすることに全く抵抗がない女が増加しているの問題である。それ以上に看過できないのは、「パパ活」や「風俗」でしか女とコミュニケーション取れない「恋愛弱者男性」の存在だ。残念ながら、「恋愛弱者男性」を救済する手立ては、現代の日本にはない。
