孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「獄友」 警察組織に「人生」を奪われても 生きていく 生きていく 冤罪は人間に対する「最大の冒瀆」だ! 

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金聖雄監督の「獄友」は、冤罪に巻き込まれたにもかかわらず、力強く生きていく姿に迫った名作である。

 

布川事件」の桜井昌司さん。「袴田事件」の袴田巌さん。「狭山事件」の石川一雄さん。「足利事件」の菅谷利和さん。

 

桜井昌司さんと、菅谷利和さんは、「再審無罪」を勝ち取ったが、袴田巌さんと石川一雄さんは、現在も「再審無罪」を求めて闘っている。

 

これらの事件は、「警察組織」によって作り上げられた「完全なる冤罪」だ。

 

桜井昌司さんは、先日亡くなられたが、死の間際まで、「警察組織」を痛烈に批判し続けた。

 

私は、桜井昌司さんの「最後の講演会」に出席して、桜井昌司さんに質問をして、気分を害させてしまった。

 

しかし、私の「愚問」にも真摯に答えてくださった姿を忘れることができない。

 

桜井昌司さんは、何時も前向きで、明るく振舞っていたが、29年間の「獄中生活」のトラウマが、フラッシュバックのように遅い、死への衝動に駆られたこともあった。

 

いかに「警察の取り調べ」が、過酷で、桜井昌司さんにとって生涯「消え去ることのない心痕」となったのだろう。

 

それぞれの事件については、割愛するが、私は、自分なりに検証していくつもりだ。

 

 

「冤罪」は、人間に対する「最大の冒瀆」だ。