孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「ロス疑惑事件」の三浦和義の最初の弁護人であったが 三浦和義に解任された 弘中淳一郎よりもまともな「本当の人権派弁護士」五十嵐二葉さん91歳 

ロス疑惑事件」を疑惑に銃弾として報道したのが週刊文春。この報道に対して「左翼系」の雑誌であった噂の真相などは対抗して、三浦和義を擁護した。どこか今回の松本人志の事件と共通する点が少なからずある。三浦和義は最終的に無罪を勝ち取った。この無罪を導いたのが弘中淳一郎という「無罪請負人」と称されるカリスマによるものであることは誰の目にも明らかである。弘中淳一郎も最初の方は、至極真っ当な弁護人であったが、才能が世間に知れ渡ると、「胡散臭い人間」の弁護を引き受けるようになった。「ロス疑惑事件」において三浦和義の最初の弁護人は、五十嵐二葉さんという。五十嵐二葉さんと三浦和義の間に亀裂が入り、三浦和義は解任してしまう。おそらく五十嵐二葉さんは、「三浦和義がインチキ臭い人間である」と感じたのだろう。五十嵐二葉さんが声を大にして主張されていることは、「代用監獄」の弊害である。「代用監獄」は被疑者を拘置所に留置するべきところを「警察署の留置場」に身柄を留め置くことができる刑事訴訟法の悪しき制度である。冤罪事件の温床となっている「代用監獄」が撤廃されないのは、被疑者を取り調べる際に警察組織の手の届く場所の被疑者を拘束して、「自白」を引き出すことができるからである。「警察の留置場」は地獄と言われて、24時間食事も排泄も監視される。一方、拘置所は警察組織の監視は緩く、基本的に精神的に追い詰められることはない。五十嵐二葉さんは、この「代用監獄」を一貫して批判し続けてきた。御年、81歳であるが、数年前に「大崎事件」の再審請求が棄却された際に、裁判所の事実認定を批判した。刑事弁護人の中には、人権派と呼ばれているが実は「悪徳企業」の顧問弁護士であったりすることがある。そうした事実を知る度に人間は「裏の顔」と「表の顔」があるものだとショックを受けてしまう。ただ、本当の人権派弁護士の方が多いのが実情ではないだろうか。「刑事弁護」という金にならない仕事を引き受けるのはよほど「正義感の強い人間」だ。五十嵐二葉弁護士もそうした「本物の人権派弁護士」である。