孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

田原総一朗氏の 「だったらこの国から出て行け」発言は何ら問題ない たかまつなな 上っ面だけで「きれいごと」を主張する そして、似非「左翼的」若者の「パフォーマンス」が蔓延している

新年の「朝まで生テレビ」で、田原総一朗氏が、たかまつななに「だったら、この国から出て行け」発言が、ネット上で話題になった。誰も彼もが、田原総一朗氏を「老害」呼ばわりし、たかまつななを擁護する意見が主であった。しかし、私は、ひねくれ者なのか、田原総一朗氏の発言は、何ら問題がないと思う。ことの経緯は、たかまつななが、次のような発言をした、「実際日本は、社会は変えられると思う若者が、2割ぐらいで、これは、先進国の中でものすごい低い数字ですね。企業や政治を見ても、年功序列で変な習慣が残っていたりとか、非効率だと感じているのに、惰性で続いていることが多いと思うので、私は、若者がどんどん社会を変えていくことが必要だと思って、そのために教育が必要だと思うんですね。」「ヨーロッパの主権者教育に倣うなど、日本の教育の仕組みを変えていくべき」と。すると、田原総一朗氏は、「あなたは、本当は、日本は良くなると思っているの、思っていないの?」と問いかけた。たかまつななが「思っていないです」と言いかけると、田原総一朗氏は、いきなり、「だったら、この国から出て行け」と発言した。たかまつななの主張は、一見耳障りが良いものである。しかし、「ヨーロッパの主権者教育が、どうのこうの」といった浅はかな知識を披歴するだけのもので、真摯に「日本の教育」について考えているとは、私は思えないのだ。「格差社会」という言葉は、もう古いが、やはり教育現場でも、学力の格差が拡大している。教育社会学者が、「親の年収と、学力が比例すると」指摘してから、もう15年近く経過したのではないだろうか。依然として、その傾向は強く、貧困家庭の子供と裕福な家庭の子供では、大きな学力の格差がある。東京大学の学生のほとんどが、年収の高い家庭の子供たちである。彼らは、生まれた時から、「文化的資本」に恵まれ、高い教養を身に付ける機会を与えられている。そして、有名私立中学に進学して、順調に東京大学に合格する。今や東京大学の合格の高校ランキングを見ると、私立高校に占められいる。何十年前は、公立のトップ高であっても、東京大学に進学できたが、今やほぼ不可能になっている。一方、貧困家庭では、学ぶ機会さえ与えられず、潜在的に可能性があっても、受験などとは無縁の生活を強いられている。たかまつななは、「子供の力を引き出す」という教育の本質を無視して、空理空論をのたまっているだけである。たかまつななは、「笑下村塾」というふざけた会社の代表、YouTuberという肩書で、一部の若者に人気がある。やっていることは、およそ中身の伴わないもので、単なる「意識高い系」の戯言である。どうも最近たかまつななのような似非「左翼的人」気取りの若者が蔓延しているように思えてならない。また、「朝まで生テレビ」の田原総一朗氏に対する「バッシング」が過熱してきている。田原総一朗氏を「老害」を呼ばわりする者が多い。田原総一朗は、88歳である。普通の88歳で、あそこまで番組を仕切れる高齢者は、そう容易には探すことはできないだろう。また、「人の話を遮る」のは、田原総一朗氏の「芸風」である。田原総一朗氏が亡くなれば、「朝まで生テレビ」の司会を務めることができる人材もないと思う。そう考えると、やはり私は、田原総一朗氏を応援したくなる。