肩書は、「美術家」東京都87歳 横尾忠則という形で。
文面を一部抜粋する。
「私の一連の行為は、書評という文化的慣習に対して印刷・組版の技術を導入することで、ビジュアルスキャンダルを文明に昇華する試みもありました。あの行為によって、文化と文明の共時性を体感した読者をさらに別次元への遊びという超越的目的へ誘えれば、という芸術的理念もちょっぴり感じていただいたのではないかと思います。
一見、「小難しい文章」で、「高尚な文章」を書いているが、横尾忠則が言いたいことは、「自分のビジュアル化した書評が、新な芸術になり得るという自慢」をしたいだけのことだ。
文章を書く際には、「誰にでも理解できる」「簡潔な短文」を心掛けるべきである。
そういう意味で、横尾忠則の文章は、悪文だ。
横尾忠則といえば、日本を代表する「超有名人」。
意見があるのなら、「一般人」の投書欄に掲載するのでなくて、「特別寄稿」という形にするべきだ。
「朝日新聞社」は、こうした「有名人というブランド」だけで、中身を十分吟味せずに、崇拝する。ただの、「ミーハー」な馬鹿でしかない。