孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

東京大学合格間違いなしと言われたが 高校在学中に「脳腫瘍」になり「後遺症が残り障害者に」現在45歳で福祉作業所に通う 弟は現役で東京大学に合格 「人生」は自分に力でどうすることも出来ない「霊的な因縁」に支配されている

私の通っていた中学・高校の3歳年上の知り合いに東京大学に絶対合格出来ると教師からも言われて、将来を嘱望されていた人がいる。この人は、高校2年生の時に「脳腫瘍」を発症して、進学も断念せざるを得なくなった。手術も上手く行かず、「後遺症」が残って、「障害者」になってしまった。本人は、以前の記憶もないほど重篤な状態で、現在は「福祉作業所」に通っている。私は、この人の事を良く知っているのだが、「本当に性格の良い男」だ。気が弱く、人を蹴落とすことができないような人間である。「脳腫瘍」と言う病気を発症して、一番困ったのは、母親である。この母親は、「インテリ」で、「小さい個人塾」を開いていた。喩えれば、「東京大学」に息子たちを合格させた「佐藤亮子」のような感じ。しかし、この母親が、佐藤亮子と違って凄いのは、「東京大学」に合格するはずであった息子の「人生の方向転換」を受け入れて、介護に専念したことだ。歳の離れた弟は、現役で「東京大学」に合格した。私は、この人の家の前を毎日通るのであるが、「複雑な心境」にさせられる。「東京大学」に絶対合格すると教師も豪語していたほど「優秀な人間」が、人生のどん底を味わされている。「人間の人生」は、「目に見えないスピリチャルなもの」に支配されていると私は改めて痛感させられた。「先祖の因縁」によって、「人生の運不運」が大きく作用すると私は考えている。何度も私は、このブログで、民間宗教に凝っていた祖母の影響を受けて、「スピリチャル」「拝み屋さん」「霊能者」「占い師」に関心がある事を書いてきた。「自分の力でどうすることも出来ない不可抗力なもの」によって人間は、押しつぶされていく。どれほど当人が努力をしても、その「不幸」を乗り越えることは出来ないものだ。「宗教的なこと」に関心がない人は、何を言っているのかと思う。あるいは、「地獄」を見た人間でしかその「感覚」は絶対理解できないだろう。私自身も「自分の努力で乗り越えることができない不可視なもの」によって押しつぶされてきた。やはり、「人生」は、「霊的な因縁」によって支配されている。