孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

頭が異常なハゲ方をして 周囲から奇異な目で見られたが 6年間無欠席で卒業式で表彰された同級生H君 また国語の暴力教師にボコボコにされたが「動じなかった」 現在は毛がふさふさになって「歯医者」として活躍 メンタル強すぎ  

卒業式のシーズンになると思い出すのは頭が異常にはげたが6年間無欠席で、卒業式に表彰された同級生の事だ。彼は、ストレスによって円形脱毛症になったのだろう。私が通っていた智辯和歌山中学は、20数年前は異常な校風であった。今は教師に体罰がないと私は思う。しかし私が通っていた当時は、凄まじい管理教育がなされた。特に国語の教師は、「俺はボクシングと空手をやっていた。」と豪語して、気に食わない生徒に体罰の域を越えて「刑事訴訟法」の暴行罪に問える行為をした。私もこの教師に目を付けられたが、この頭のハゲた同級生も私以上に目を付けられた。授業中に、居眠りをしてこの教師から空手の回し蹴りを食らう壮絶な暴行を加えれたことがあった。私も空手をかじったことがある。「通信空手をやっていた」と言う漫才よりもマシな程度で、決して自慢できない代物のであるが。その私から見てもこの国語の教師の「空手の回し蹴り」は、様になっていなかった。素人に毛が生えた程度であった。つまりこの国語の教師は、「空手やボクシング」をかじった程度なのに、子供たちを威嚇するために大言壮語していたのである。頭のハゲた同級生は、凄まじい暴行をこの国語教師から受けたのに顔色一つ変えなかった。人生経験が豊富でないが、私が出会った人間の中でこの頭のハゲた同級生ほどメンタルの強い者はいまだ表れない。そんな子であるが、やはりそれなりのストレスから円形脱毛症になったのだろう。人それぞれ悩むことがあるものだと痛感する。頭がハゲた同級生をいじめるようなことはなかった。ただ、電車通学であったので、他の乗客が奇異な目を向けた。私であれば、不登校になっていただろう。しかし、頭がハゲた同級生は1日も休まず、とうとう卒業式で「6年間無欠席」で表彰されたのである。彼は一流大学に進学しなかったが、他の生徒よりも頑張ったと私は思う。彼は現在「頭の毛がふさふさ」でイメージチェンジを図ったのか「サーファー風」の歯医者になっている。彼のメンタルの強さを、私自身が精神的にしんどい時に今でも思い出すことがある。