孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

朝まで生テレビ 「若者の代表」として出演した意識高い系のエリートたちの傲慢さ そして、社会起業家という肩書の嘘くささ

先日放送された「朝まで生テレビ」は、「若者世代の本音」と題したものだったが、見るに耐えない酷い内容であった。司会の田原総一朗氏と若い出演者が話あうのであるが、全く嚙み合っていないのである。田原総一朗氏の年齢を考えれば仕方がない。しかし、私…

「上京」という言葉がすでに死語になった 東京へ行けば何かがあるという夢を若者は抱かず 地方でまったりという時代

「上京」という言葉をすっかり耳にしなくなった。特に、歌謡曲の中で、若者が夢を抱き、故郷を捨てて、東京へ旅立つという歌詞が非常に多かった。その最たるものが、長渕剛だ。長渕剛ほど「東京」という言葉を歌詞の中に入れた歌手はないのではないだろうか…

映画「鬼火」 激し過ぎる男の暴力的情念を描き 「ソースの2度漬け禁止」など大阪的ネタ満載 主演の原田芳雄が格好良すぎる

1997年に公開された「鬼火」という映画を見て、私は感動で打ち震えた。もし、好きな映画のベスト3を選べと言われたら本作は、絶対外せない。元々、子供の頃から映画が好きであったが、本作を見て、大学時代に、映画関係の仕事をしたいと思っていたが、果たせ…

六角精児のファンを自称する 壇蜜のずるさ 私生活では「イケメン」と結婚しているという言動不一致

NHKで年に数回放送される「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」が好きで毎回見ている。六角精児さんの人柄が滲み出ていて非常に好感が持てる。ただ、1点だけ不愉快なのは、壇蜜のナレーションである。壇蜜は、「六角精児さんのファン」を自称している。はっきり…

ひきこもりは頭が悪いのか? 生き延びる面において 最高のリスクヘッジであると思う

ひきこもりが社会問題化として20年以上が経過した。当初は、「ひきこもり」という言葉がトレンドとなるぐらいメデイアで「ひきこもり」について取り上げられていた。しかし、最近は、全く関心が持たれなくなってきた。ひきこもりが、偶然に事件を起こすとセ…

ダウンタウン 浜田雅功 「昔は悪かった」武勇伝を語りたがる 本物のワルはそんな野暮なことはしない 弱い者に強いだけ

ダウンタウンの浜田雅功をテレビで見ていると不愉快で仕方がない。MBSの「ごぶごぶ」という深夜の番組がある。この番組は、浜田雅功が、ゲストと大阪の街を歩きながらトークをするのだが、特色として、デイレクターを中心にカメラマンの姿が番組中に映る…

和歌山県警パワハラ自殺 元署長と副署長が関与 余罪も数多く発覚 過去には盾で頭を殴った巡査部長も 警察組織に自浄作用は全くない

パワーハラスメントを部下の男性職員に対して繰り返したとして、和歌山県警警察本部は、和歌山北署の元署長と副署長ら2人を懲戒処分にした。処分をうけたのは、昨年3月から今年3月まで和歌山北署署長であった湊隆弘警視と副署長の馬倉実警視。2人は、いずれ…

「セルフネグレクト」は深刻な社会問題 自己責任を問われる時代では必然的に 落ちこぼれる人が生まれてくる

「セルフネグレクト」という言葉がある。ゴミ屋敷に住んでいる住人やひきこもりなど生きる意欲を亡くした人のことを指す。精神疾患との関連が問われているが、時代の病理ではないだろうか。「セルフネグレクト」を日本語で訳すると、自己放棄という言葉がふ…

「仁義なき戦い」は何故 地上波で再放送しない 長きにわたってファンを獲得している あれほどのパッションのある映画はもう作れない

「仁義なき戦い」という日本映画の名作がある。1973年に東映で公開され、続編が作られて時代のブームになった。私は、まだ生まれていなかったが、中学生の頃に近所のレンタルビデオ屋さんで借りて見て、衝撃を受けた。とにかく、役者陣の熱気が凄まじいこと…

普通のおばあさんが 障害のある子どもを差別するのが当たり前 障害者を罵倒しても平気 インクルーシブ社会など程遠い

先日、駅前のドトールコーヒーでコーヒーを飲んでいた時のことだ。隣に座ったおばあさんの集団が、障害のある小学生の子供の悪口を言っているのを耳にした。そのおばあさんたちは、コロナ禍であるにもかかわらず、長居して、大声で話す。以前から、厄介な客…

「子供を殺してください」の著者 押川剛 精神障害者移送サービス 本人の主体性を剥奪して説得させて精神病院に入院させる どこか強引ではないだろうか?

NNNドキュメント「つなぐ男 孤立と向き合う 説得屋」という番組を深夜に見た。押川剛という人物が、精神に問題を抱えた人と向き合い様を描いた内容なのだが、見終わって複雑な感情に駆られた。このドキュメントを見て、押川剛が取り組んでいることを無条件に…

「プロフェッショナル仕事の流儀」でも紹介された 84歳のカリスマ交通警備員上野敏夫さん 最底辺と認識されている仕事に情熱を傾ける凄さ

昨年の「プロフェッショナル仕事の流儀」が、84歳で交通誘導警備員を24年間勤めている上野敏夫さんという無名の84歳の御老人を取材した。私は、この「プロフェッショナル仕事の流儀」と言う番組があまり好きではない。何故なら、ある程度社会的に地位がある…

3組に1組は離婚する時代 女性の自立とわがままをはき違えている 少しは保守的な方が上手くいくと思う。

生涯未婚率が異常に高くなっているが、結婚する人はする。しかし、3組に1組は離婚するというのは、いかがなものかと思う。何故これほど離婚率が高くなったのだろうか。私は、その要因として、女性のわがままにあると思う。昔は、結婚するということは、家を…

呼ばれない「同窓会」「結婚式」 ひきこもりで孤独な中年男になろうとしている私の絶望感

長年、ひきこもっていると、未来のことを考えることを回避して、過去の事ばかりを考えてしまう。特に、楽しかった時代のことである。世間で流布されているように、ひきこもりは、過去に壮絶ないじめに遭った者ばかりではないと思う。人生のある段階で、何か…

近畿大学「美人・美男図鑑」はルッキズム以外の何物でもない 三浦瑠璃は擁護するが、勉強も出来ず、顔も悪い学生の立場を全く視野に入れていない

近畿大学の「美男・美女図鑑」が、一部で話題になっている。詳細は、近畿大学が、大学入学案内のパンフレットに、「近畿大学美女図鑑・近畿大学美男図鑑」という記事を掲載した。これについて近畿大学の教職員組合が、疑問を呈したことが事の始まりである。…

睾丸の大きさでリベラルになる トンデモ科学者で「正論」のメンバー 竹内久美子 染色体で男系天皇の必要性を説くいかがわしさ

竹内久美子という作家がいる。この人は、「正論」のメンバーであり、皇室問題について発信しているが、馬鹿馬鹿しいほどの低レベルなもので、とても生物学を学んだとは思えない、「トンデモ」学説を披歴している。昨年に伊勢新聞政経懇談会で竹内久美子は、…

運不運も才能のうちか? 何をやってもついていない 人間の運命はあらかじめ定められていると思う 結局は居直るしかないのか?

勝ち組と負け組とういう言葉は、古くなったが、現代を象徴するものだと思う。就職や恋愛・結婚において、常に勝者と敗者の二極化が年々進んでいると思う。昔だったら、一度つまづいても、また立ち直る機会が用意されていた。しかし、現代は、何事も、効率を…

「警察24時」に出演した群馬県警の警察官 ネットカフェで女性に強制わいせつで逮捕 過去にも撮影中に死者が、これ以上「警察24時」を放送するべきではない

5月2日埼玉県本庄市のインターネットカフェで、高崎北署の刑事課係長の篠宮嘉一が、強制わいせつの疑いで現行犯逮捕された。篠宮嘉一は、インターネットで知り合った40代の女性を自分の車に乗せて、ネットカフェに行き、体を触るなどのわいせつな行為をした…

ウトロ地区を放火するヘイトクライム 犯人はごく普通の22歳の青年 ヤフーコメントに感化されネット右翼になっての凶行

2021年8月30日に京都府宇治市のウトロ地区の空き家に火をつけて、周辺の住宅を含め計7棟を半焼させたとして、有本匠吾容疑者が逮捕された。有本匠吾容疑者には余罪があった。2021年に名古屋にある在日韓民国国民団施設と韓国学校に火をつけた、建造物損壊罪…

小川淳也「なぜ君は総理大臣になれないのか」を高校教師が授業中に見せる 自ら主役を務めた映画を使う選挙活動は大いに疑問を感じる

小川淳也氏は、「なぜ君は総理大臣になれないのか」というドキュメンタリ―で一躍有名になった。2021年の選挙において、香川1区では、平井卓也氏を破り当選した。今回の選挙の勝因は、「なぜ君は総理大臣になれないのか」が世間に注目されたことに尽きるだろ…

働けない 働かない おじさんは社会のお荷物なのか? 不寛容な社会 昔からそんな人たちは一定程度存在した

私は、今年で41歳になる中高年のひきこもりであるが、働く気持ちはあるが、ハローワークに行く気がしない。何故なら、ハロワークに行っても、自分の願う仕事がなく、不本意な仕事しかないからだ。「仕事を選んでる御身分か、お前は」という反論が返ってくる…

岐阜 御嵩町長襲撃事件 産廃の闇 裏には反社会勢力の存在 暴力にも屈しない柳川喜郎元町長の気骨

1996年10月30日岐阜県可児郡御嵩町で、当時の御嵩町長である柳川喜郎さんが、何者かに襲撃された。柳川喜郎さんは、NHKの元記者であったが、1995年に立候補して、御嵩町長に当選した。当時、産業廃棄物処理場の建設を巡って、反対派と賛成派が争っていた。柳…

「ソープへ行け」北方謙三の人生相談は今の時代に通用するか? 非モテ男子に適切なアドバイスする良き理解者不在の時代

かつて、作家の北方謙三が、週刊誌「ホットドッグプレス」の人生相談「試みの地平線」で若き男子たちの悩みに答えるというコーナーがあった。私は、1981年生まれなので、リアルタイムでその雑誌を読んだことがない。北方謙三といえば、ハードボイルド作家と…

セカイノオワリ 藤崎彩織 直木賞候補まで選ばれるが、言葉が軽い 深みのある重厚な文学が受け入れられない時代なのか?

セカイノオワリというグループがある。変わった名前であるが、由来は、リーダーが、ADHDや閉鎖病棟への入院、医師になるために勉強した記憶が、薬の副作用で消えるなど辛い経験をして、「自分の世界が終わった」と思っていたが、残されていたのが今の仲間で…

千葉県警の警察官 火事場泥棒の上に女子高生を175回盗撮 歯の治療でお金が必要 裁判で父親を証人として出廷させて、減刑するのは許し難い

火災現場の実況見分中に現金35万8千円を盗みんだ他、女子高生を盗撮した千葉県警の警察官の第2回公判が、4月21日に千葉地方裁判所であった。御園生貴史被告は、一昨年当時配属されていた千葉県警鎌ヶ谷署の鑑識係として、住宅火災の現場での実況見分中に焼け…

本当の「オタク」も「マニア」もごくわずかしか存在しない 物事を深く極めることを敬遠する傾向が強くなってきた

「オタク」というと、ネガティブなイメージが非常に強い。太っていて、眼鏡をかけて、女子とコミュニケーションが取れないなど。これでもかというぐらい、侮蔑と差別の眼差しを送ることがなされてきた。しかし、実際の「オタク」は、そんな姿をしていないと…

石井紘基議員は何故殺害されたのか 奪われた鞄の謎 泉房穂明石市長は元秘書 国家は真実を隠蔽した

2002年10月25日に民主党の石井紘基議員が、世田谷区の自宅前で、山口組系右翼団地代表の伊藤白水に刺殺された。伊藤白水は、前科5犯で、共産党を襲撃した過去があった。石井紘基議員は、3日後に、国会質問を控えていた。その国会質問で、「与党の連中が、ひ…

異色のやくざ映画「竜二」 完成後、松田優作に看取られて、死んだ金子正次が命を賭けて残したもの

「竜二」という昭和58年に公開された日本映画があり、今でもカルト的人気を誇っている。主演は、金子正次という無名の俳優で、この映画で主演を務めた後に、33歳の若さで亡くなった。詳しいことは、生江有二の「映画に欠けた33歳の生涯」という本に書かれて…

西鉄バスジャック事件 「キレる17歳」「ネオむぎ茶」など面白く報道されただけ 被害者なのに少年を赦した山口由美子さん

5月のゴールデンウィークで思い出した事件があった。2000年5月3日に発生した西鉄バスジャック事件である。佐賀発福岡行きの西鉄バスが、牛刀を持った少年に乗っ取られた。少年は、女性3人に切りつけて、1人が死亡し、2人がけがをした。広島県で警察が、車内…

12年間長者番付10位以内 斎藤一人の「人生がすべてうまくいく」というポジティブシンキング的な自己啓発本を読んでも成功はしない 

斎藤一人という人物がいる。1993年から12年間にわたって、長者番付10位以内にノミネートされて、数多くの著作を世に送り出し、講演会やYouTubeなどで熱狂的なファンに支持されているカリスマ的な存在である。銀座まるかんの創業者で、1970年頃から漢方薬の販…